葉酸たまご倶楽部
マイページへ
カートへ
たまごの豆知識
卵を食べてメタボリックシンドロームの予防
卵とメタボリックシンドローム
 近年、テレビや新聞でさかんに取り上げられている「メタボリックシンドローム」※。 卵とメタボリックシンドロームの関係はどうなっているでしょう。
 メタボリックシンドロームの基準の1つである「脂質異常」の項目にある「中性脂肪」とは、体に余分にたまったエネルギー=脂肪のことです。この中性脂肪はいざというときのエネルギー源になりますが、たまりすぎると肥満のもとになる以外にも、LDLを下げ、HDLを増やしてしまうことがわかってきました。
 卵には中性脂肪を増やす炭水化物はほとんど含まれていませんので、内臓脂肪を増やす心配はありません。さらに卵は中性脂肪の量を調整するコリンも含有しています。卵はメタボリックシンドロームの予防にも最適です。
 
ひとくちMEMO 「メタボリックシンドローム」とは?
 過食や運動不足から、お腹の内臓のまわりに脂肪がたまった(内臓脂肪型肥満)人で、さらに「高血圧」、「高血糖」、「脂質異常」の3つのうち2つ以上にあてはまる状態のことです。メタボリックシンドロームになると、動脈硬化の危険性が高くなり、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気を引き起こすことにもなりかねません。
 
チェック!
腹まわり(おへその位置で測ります)……男性:85cm以上
女性:90cm
高血圧……最高(収縮期)血圧:130mmHg以上
または最低(拡張期)血圧85mmHg以上
高血糖……空腹時血糖値110mg/dL以上
脂質異常……中性脂肪150mg以上
またはHDLコレステロール40mg/dL未満
 
卵を食べて健康に
 卵は“完全に近い栄養食品”とも呼ばれています。私たちが生きていくために必要な栄養素は、必須アミノ酸9種類、必須脂肪酸3種類ビタミン類が約15種類、そしてミネラルが約16種類とされていますが、卵にはこれらの栄養素のほとんどが含まれているのです。
「卵とメタボリックシンドローム」の解説で出てきた、中性脂肪の量を適正に調節する水溶性ビタミンのコリンは脳の活性化にも役立ちますが、卵に含まれるコリンが最も脳内に吸収されやすいとされています。また、血管を拡張させて血圧を下げ、高血圧の予防する働きもあり、生活習慣病の予防効果が期待されています。
 この他にもメチオニンという必須アミノ酸は体の毒素や老廃物を排泄し、代謝をよくする物質のもとになります。メチオニンは肝臓でアルコールが分解されるときに必要とされるため、卵料理はお酒を飲むときにのおつまみにもオススメなのです。
 また、骨をつくるカルシウムにはビタミン、鉄分、マグネシウム、亜鉛、リンなどの栄養素が必要ですが、卵はそのほとんどを含有しており、高齢化社会を迎え、骨粗そう症予防にも役立ちます。
 
ダイエットにも卵
 ごはん、野菜、卵などが中心の和食は、今、肥満や生活習慣病が予防できる食事として見直されています。なかでも卵は、良質のたんぱく質をはじめ、豊かな栄養素が含まれていおり、たくさんの栄養素を手軽に摂ることが可能です。しかも、メニューにバリエーションがあり、食卓をにぎわわせてくれるスグレモノです。
 こんなに栄養豊富なのに、卵のカロリーは1個で約80kcal(Mサイズ・約60g)。さらに基礎代謝を促進して脂肪を燃やしやすくするバリン、ロイシンなどの必須アミノ酸も含まれており、栄養をしっかりとりながらダイエットするには卵は理想的な食品です。
 とくに朝食に卵料理を加えれば、腹持ちもよく、しかもたんぱく質が脂肪に変わらないので太る心配もありません。
 
卵が食卓にのぼるまで
  • ふ化場
    約37°Cで21日間温められた卵からヒナがうまれます。
  • 養鶏場
    丈夫な鶏に育ったヒナは、生後140日ごろから卵を産みはじめます。鶏には定期的な検査が行われ、万全の健康管理が実施されています。
  • 配合飼料工場
    バランスのよい栄養素を含んだ配合飼料は、主に海外から輸入された穀物から作られます。穀物は各種の検査を経て飼料となり、厳密な品質管理を受けます。
  • GPセンター
    卵はPGセンターに集められ、洗卵・検卵・選別されます。パック詰めなどの包装作業をはじめ、各工程は十分な衛生管理のもと、厳しい品質管理が行われています。
  • 販売店
 
back卵は毎日食べられない? 知ってて安心!卵のQ&Anext
 
トップへ