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GPセンター
GPセンターとはGrading and Packaging Centerの略称であり、「鶏卵選別包装施設」を意味しています。みずほファームでは洗浄、検卵、重量選別からパックに詰められるまでの工程を全て自動で行います。
GPセンター担当者からのごあいさつ
私達は、鶏舎から直接コンベアで流れて来る卵を、毎日製品にしています。朝から夕方まで一日中卵が流れてくる光景は圧巻です。また、オートメーション化された工程を見るときっと驚かれると思います。
衛生管理に十二分に注意して、皆さまの食卓に安全で、安心して食べていただけるおいしい卵をお届けします。
GPセンターの作業の流れ
ここでは、GPセンターで行われる作業の流れをご紹介します。
給卵部動画をみる
(20秒, 866KB, WMV形式)
オゾン洗浄で卵を洗う
鶏舎からコンベヤーで運ばれてきた卵は、まずは最初に汚れや雑菌を洗い落とすために洗卵作業を行います。写真は卵が洗卵機を通過する直前の様子です。
洗卵部動画をみる
(16秒, 680KB, WMV形式)
【オゾン水を使用する理由】
オゾンとは酸素分子と酵素分子から成る酸素と同素体の気体です。このオゾンを水中に溶け合わせたのがオゾン水です。殺菌能力が高く、脱臭効果や鮮度保持の効果にも優れており、時間の経過とともに酸素を含んだ水へと変化します。
みずほファームがオゾン水を使用する理由は非常に安全で環境にも優しい洗浄水だからです。
透光器による目視での検卵
洗卵作業を終え、乾燥された卵は透光器による目視検査を行います。 透光器とは、卵を下から光で照らし、ヒビの入った卵や異常卵を見つける装置です。暗幕を張って暗くした場所で人の目で検卵し、手作業で取り除いていきます。
動画をみる
(29秒, 1.1MB, WMV形式)
機械による自動検卵
写真は透光器を通過した後に、目視チェックでは見つけられなかった細かいヒビをチェックする装置です。
天井から突き出た綿棒のようなもので卵を叩き、音によりヒビがないかを自動でチェックします。
動画をみる
(22秒, 880KB, WMV形式)
透光検査で血卵を検出
血卵検査装置という装置を使い、卵が通過する瞬間に光を照射、血斑や肉斑がある卵を見つけます。異常のあった卵は自動的に取り除かれます。
写真では卵は静止していますが、実際には絶えず流れ続けています。
血卵検査装置の外観です。
知能ロボットによる重量選別
これまでの作業を終えると、卵はトレーコンベヤーに収められ、重量選別の作業へと移っていきます。
右の写真はパッキングロボットの全景です。このロボットにより、卵はパック詰めや箱詰め用のマットなどに分けられていきます。
動画をみる
(18秒, 752KB, WMV形式)
これはパッキングロボットの内部の様子です。中央にあるオレンジ色の機械は卵を吸引して、目的の場所まで振り分けるバキュームローダーと呼ばれる機械です。
包装作業
重量選別を終えると、卵を出荷するための包装作業が行われます。
写真はバキュームローダーにより卵がパックに詰められる様子です。
手前に見えるのは箱詰め用のマットです。
運ばれたパック卵が口を開けたまま移動し、ラベルを投入する様子です。パック卵が通過するとセンサーが反応してラベルを落とす仕組みとなっています。写真の卵はLLサイズのさくら卵です。
この後、パック卵はロータリーシーラーと呼ばれる機械でパックの口を閉じられ、出荷されます。
品質検査
みずほファームでは、産まれた卵の品質管理を1日も欠かさず行っています。写真は卵の品質を検査している様子です。
動画は
株式会社ナベル様
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